
手足口病って???
手足口病は、口の中や、手足などに水疱性の発疹が出ます。ウイルスによって起こる感染症の一つです。子どもを中心に、主に夏に流行する病気です。今年は5月から気温が上昇し、もうすでに流行している地域があります。
- 感染経路は、飛沫感染・接触感染・糞口感染で感染します。
- 症状は、感染してから3~5日後に、口の中、手のひら等に水疱性発疹が出ます。発熱は約3分の1で、あまり高くならないことがほとんどですが、中には高い熱が出ることもあり、まれに、髄膜炎、脳炎などの中枢神経系の合併症を発現することがあります。
- 治療法は、特効薬はなく、特別な治療方法はありませんが、症状が現れたら、すぐに医療機関を受診してください。
どんなことに注意したらいいの???
- 手足口病はアルコール消毒では、対応が困難なため、流水と石けんで十分に手洗いをすることが重要です。またタオルを共用せず、ペーパータオルなどを使用してください。